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認定制度について

エコファーマー

1999年に制定された「持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律」に基づき、堆肥の適正量を守り(土づくり)、化学肥料・農薬の使用を制限して環境に配慮した農業計画を都道府県知事に提出し、認定を受けた農業者のことです。

2011年以降、エコファーマーは減少傾向にあり、2018年には全盛期の半分以下に。

エコファーマーが減少している理由の一つとして「価格優位性がないこと」が挙げられています。

要するに、お金にならないのです。

エコチョクはエコファーマー認定農家さんのPR活動に貢献し、少しでも現状を変えていければと考えています。

※2024年追記)エコファーマー認定制度は廃止が決定しました。

特別栽培農産物

2001年に農林水産省が定めた「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」 に従って生産された、農薬・化学肥料を通常の5割以下に抑えて作られた農産物を指します。

有機JAS認証

農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として自然界の力で生産された食品を表しており、農産物、加工食品、飼料及び畜産物に付けられています。

「オーガニック」「有機」という言葉はこの「有機JAS認証」を受けたものしか使えないのですが、自己判断で使用してしまっている方も少なくないのが実情です。

反対に、実際は有機JAS認証の基準に沿った方法で栽培しているものの、金銭・手間の面から認証を得ていない生産者もいます。

グローバルGAP

日本で唯一の国際的な認定制度。

食の安全と持続可能な生産管理ができていることが世界に認められることになります。

認定されるまでの期間として1~2年、費用は250万以上必要で、ハードルが高い認定と言えるでしょう。

ちなみに、東京オリンピックの選手村で使われる食品は、このグローバルGAPの基準を満たしているもののみです。

JGAP

グローバルGAPの日本版。

安全性を満たしていることをグローバルGAPよりも安価に認定してくれます。

JGAPを得ていればグローバルGAPを取るためのプロセスも容易になるため、将来的にグローバルGAP認証を目指してJGAPに挑戦する農家さんもいます。