クラウドファンディングはマーケティングに活かせる?事例を紹介【2024最新版】

クラウドファンディングはマーケティングに活用できるの?成功事例があれば教えてほしい。

こんな方に向けた記事です。

本記事の内容

  • クラウドファンディングはマーケティングに活用できる?
  • クラウドファンディングをマーケティングに活用できた成功事例
  • マーケティングに活用する方法

この記事はWebマーケティング支援企業、株式会社リタテラスが監修しています。

当社のクラファン担当者は前職にて1プロジェクトで1億3,000万円を達成するなど、複数プロジェクトを成功に導きました。

独立後も、中小企業や農業法人のクラウドファンディングを支援し、いずれも目標の300%以上を調達しております。

リタテラスのクラファン支援サービス

本記事では、これまで多数のクラファンプロジェクトを行なってきた実績をもとに、クラウドファンディングのマーケティング活用について解説します。

目次

【結論】クラウドファンディングはマーケティングに活用できる?

結論、活用できます。

特にクラウドファンディングは、「テストマーケティング」および「認知獲得」において、効力を発揮すると言えるでしょう。

クラウドファンディングをマーケティングに活用できた事例

ここからはクラウドファンディングをマーケティングに活用した具体例を3つ紹介します。

事例その1:繊維企業によるマスク販売クラウドファンディングで1億円以上調達!

クラファンの成功事例その1:繊維企業によるマスク販売クラウドファンディングで1億円以上調達!

当社のクラウドファンディング担当者が、前職にて達成した成功事例です。

繊維商社である豊島株式会社は、クラウドファンディングを活用して自社ブランドのマスクを販売開始しました。

2度にわたってプロジェクトを行い、1回目は3,000万円以上、2回目は1億3,000万円もの調達に成功。

2回目においては18,000人以上もの人にサポートしていただき、プロモーションに成功しました。

クラウドファンディングをマーケティングに上手く活用した好事例です。

事例その2:梨の加工品開発のクラウドファンディングプロジェクト

クラファンの成功事例その2:梨の加工品開発のクラウドファンディングプロジェクト

当社の事例です。とある梨農家さんからご依頼いただき、「廃棄の梨を加工品として活用する」というクラウドファンディングプロジェクトを担当しました。

廃棄の梨からドライフルーツを開発するプロジェクト、廃棄の梨から梨シードルを開発するプロジェクトの2件を担当し、いずれも目標の3倍以上の調達に成功。

その話題性からさまざまな有名メディアに掲載され、農園のブランディングにも寄与することができました。

開発費用だけでなく広告宣伝費用まで削減することができた、クラウドファンディングマーケティングの成功事例です。

ちなみにその梨農家さんは、クラウドファンディングで調達した資金も一部活用して、「フルーツサンドのキッチンカー事業」を開始したところ、多い時には1日で1,000個販売するほど盛況しています。

事例その3:「完全会員制パフェバー」誕生

引用:https://camp-fire.jp/projects/view/310524?utm_source=bamp&utm_medium=media&utm_campaign=bamp_crowdfunding_marketing

パフェとお酒のペアリングが楽しめるパフェバーのプロジェクトです。

営業開始前から、先行会員を募集しクラウドファンディングを実施。すでにSNSでも話題をうみ、比較的高単価なリターンが続々と完売しました。


先行会員を募集する形式でクラウドファンディングを行うことで、支援する動機付けを行いプロジェクトページにおいては「色々な人を連れて行きたい」と会員になった後の想像ができるように多くの写真を投稿していました。


統一された世界観を見せることで成功した、クラウドファンディングマーケティングの成功事例です。


ちなみに目標金額500,000円に対して、支援総額は8,385,600円となりました。

クラウドファンディングをマーケティングに活用する方法

ここからは、クラウドファンディングの効果を最大化する方法を解説していきます。

利用者が多い且つ顧客データを収集できるサイトを活用する

クラウドファンディング実施の醍醐味は、「集客力があるクラファンサイトにプロジェクトを掲載することで、多くの認知を獲得できる」ことです。


この効果を最大化するには、利用者が多いクラウドファンディングサイトにてプロジェクトを実施するのがおすすめ。

具体的には、「CAMPFIRE」や「Makuake」といった大手サイトがベストでしょう。

Makuakeでは、支援してくれた顧客の年齢、性別などのデータを一覧で閲覧することができ、今後のマーケティング活動にも活用できます。


この他にも、顧客の口コミも積極的に活用していきたいところです。

プロジェクト終了後も、顧客との接点を作る

商品と一緒に同封して顧客に送る「チラシ」に、SNS情報を掲載しておくことで、一部の方にフォローしていただくことができます。

すると、クラウドファンディング実施中の一時的なものではなく、長期に渡って顧客と接点を持つことができます。


プロジェクトを支援してくれている時点でその顧客はロイヤルティーの高い顧客であるため、プロジェクト終了後も貴社のファンとなって商品をリピート購入してくれる可能性が高いです。

持続的な顧客との接点を作ることで、長期の売上につながるようにしましょう。

プレスリリースを行う

クラウドファンディングは話題性が高く、プレスリリースを行うことで、メディアに取り上げられる可能性があります。

メディアに掲載されることが出来れば、認知拡大はもちろん、ブランディングにも直結します。


プロジェクト実施の際は、プレスリリースを行うことでクラウドファンディングの効果を最大化できるでしょう。

クラウドファンディングのマーケティング活用まとめ

クラウドファンディングでマーケティングに活用することは十分可能です。

ただし、プロジェクトの設計ができていなければマーケティング効果だけでなく、支援金の達成も難しいでしょう。


ファン作りや集客、ブランディングなども考慮する必要はありますが、まずはクラウドファンディングの事例を参考にマーケティング活用を検討してみてください。

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