クラウドファンディングの成功率ってどのぐらいなの?成功率が高いサイトや成功方法も教えてほしい!
こんな方に向けた記事です。
本記事の内容
- クラウドファンディングの目標金額達成率はどのぐらい?
- 成功率が高いサイトはあるの?
- クラウドファンディングの成功方法
この記事はWebマーケティング支援企業、株式会社リタテラスが監修しています。
当社のクラファン担当者は前職にて1プロジェクトで1億3,000万円を達成するなど、複数プロジェクトを成功に導きました。
独立後も、中小企業や農業法人のクラウドファンディングを支援し、いずれも目標の300%以上を調達しております。
→リタテラスのクラファン支援サービス
本記事では、これまで多数のクラファンプロジェクトを行なってきた実績をもとに、クラウドファンディングの成功率について解説します。
クラウドファンディングの成功率はどのぐらいなの?
クラウドファンディング最大手「CAMPFIRE」の統計データによると、目標金額を100万円未満にしているプロジェクトは成功率約40%、100万円台の達成率は約30%となっています。
また、三菱UFJリサーチ&コンサルティングによると、全世界での成功率は22.4%とのことです。
さまざまな説、データがありますが、平均すると20〜40%程度と認識しておくと大きな誤差はないでしょう。
クラウドファンディングの成功率が高いサイトはあるの?
目標達成率を公表していないサイトが多いほか、プロジェクトの中には「人気感」を出すために、あえて目標金額を低く設定して早期に目標達成する戦略を採用しているものもあり、実質的な成功率を算出することは難しいです。
このことから、「成功率が高いサイト」を導き出すのも困難だといえます。
強いていえば、クラファンサイトにはそれぞれ「得意ジャンル」があるので、そこを考慮してサイトを選定することで成功率がアップしやすくなります。
また、特に大きな特徴がないプロジェクトの場合は、利用者数が多いサイトを選ぶのが無難です。
主なクラウドファンディングサイトの得意ジャンル、利用者数について【成功率アップ】
成功率をアップさせるには、サイト選定が重要です。
サイト選定に活用できる情報である、主なクラウドファンディングサイトの得意ジャンルと利用者数をそれぞれご紹介します。
得意ジャンル
サイト名 | 得意ジャンル |
CAMPFIRE | オールジャンル |
Readyfor | 社会貢献性が強いプロジェクト |
Makuake(マクアケ) | 新しい商品や新規サービスの創出 |
GREEN FUNDING(グリーンファンディング) | ガジェット系 |
Kibidango(きびだんご) | 購入型全般 |
A-port(朝日新聞) | コミュニティ・音楽・アーティスト |
BOOSTER(ブースター) | 小規模店クリエイティブ |
machi-ya(マチヤ) | デジタル家電、小物などのガジェット関連のプロジェクト |
WonderFly(ワンダーフライ) | アート、アイデア系 |
ENjiNE(エンジン) | デジタル家電・小物などのガジェット関連 |
利用者数
サイト名 | 利用者数 |
CAMPFIRE | 400万人 |
Readyfor | 155万人以上 |
Makuake(マクアケ) | 1,200万人以上 |
GREEN FUNDING(グリーンファンディング) | 34万人 |
Kibidango(きびだんご) | 記載なし |
A-port(朝日新聞) | 20万人以上 |
BOOSTER(ブースター) | 1,100万人 |
machi-ya(マチヤ) | 100万人以上 |
WonderFly(ワンダーフライ) | 記載なし |
ENjiNE(エンジン) | 6,800万人以上(LINEの公式パートナーより) |
クラウドファンディングの成功率をアップする方法
サイト選定以外にも、クラウドファンディングの成功率をアップする方法があります。
以下の3点です。
- シンプルでわかりやすい理由
- リターンの設定
- 信頼の獲得
シンプルでわかりやすい理由
クラウドファンディングにおいて支援者に理解されるプロジェクトであるのかは非常に重要なポイントです。
例えば、成功事例その3で紹介した「国立科学博物館」のプロジェクトでは、コロナや世界情勢が不安定による経営難が非常にわかりやすい理由となっています。
もちろん、これまでの活動による信頼を積み上げてきたものでもありますが、理由がわかりにくければ支援者としても「なぜ支援が必要なのか?」と疑問に思われてしまうでしょう。
支援者に理解を得られるかは別として、シンプルかつわかりやすい理由であれば支援者も支援の有無を判断しやすいと言えます。
魅力的なリターンの設定
今回紹介したクラウドファンディングにおいてリターンの設定が大きな成功要因になったと言えます。
「#HIROSHIMAミライバトン」であればリターンに体験価値を置くこと。リターンはモノだけでなく、支援者にとって価値のあるモノであるか。また、プロジェクトに適したリターンであるのかが重要です。
例えば、「#HIROSHIMAミライバトン」においてリターンの設定が広島の「特産品」などがリターンであった場合、2000万円という資金が集まっていないでしょう。
極端な具体例ではありますが、魅力的かつ支援しやすいリターン設計が重要です。
- プロジェクトに適したリターンであるか
- 支援者にとって価値のあるリターンであるか
を考えて、設計してみてください。
信頼の獲得
どれだけ良いプロジェクトであっても、信頼がないプロジェクトであれば資金援助は見込めないでしょう。
支援者からすれば「支援金が無駄になる」というリスクを抱えています。
まずは支援者の信頼をコツコツと積み上げていくことが重要です。
もちろん、企業においても同様ですが信頼を積み上げることは簡単ではなく中長期的な継続した努力が必要です。
しかし、プロジェクトを成功させるのであれば、必須と言えるでしょう。具体的な方法に関しては成功事例を確認するだけでなく、周りに協力を仰ぐのも1つの手段です。
クラウドファンディング成功率まとめ
クラウドファンディングの目標達成率は、平均すると20〜40%程度です。
成功するには、サイト選定や魅力的なリターンの設定、納得感のあるプロジェクト実行理由の説明などが重要です。
当社では、クラウドファンディングを支援しています。
最適なサイト選定からページ作成まで一気通貫で承りますので、よければご検討くださいませ。
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それではここまでお読みいただきありがとうございました。