クラウドファンディング手数料を一覧で比較! 【2024最新版】

クラウドファンディングの手数料・費用で安いところはどこ?一覧で比較してくれているサイトはないかな。

こんな方に向けた記事です。

本記事の内容

  • クラウドファンディングサイトの手数料一覧
  • 各クラウドファンディングサイトの特徴と選び方

この記事はWeb集客支援企業、株式会社リタテラスが監修しています。

当社のクラファン担当者は前職にて1プロジェクトで1億3,000万円を達成するなど、複数プロジェクトを成功に導きました。

独立後も、中小企業や農業領域のクラウドファンディングを支援し、いずれも目標の300%以上を調達しております。

リタテラスのクラファン支援サービス


本記事では、これまで多数のクラファンプロジェクトを行なってきた実績をもとに、クラウドファンディングにかかる費用(手数料)について解説していきます。

目次

クラウドファンディングサイトの費用(手数料)を一覧で比較!

クラウドファンディングサイトの手数料を一覧で比較!

まずはクラウドファンディングサイトの手数料を確認しておきましょう。

サイト名手数料
Makuake18.2%(小数点第2位を四捨五入、税込20%、決済手数料込み)
CAMPFIRE17%(決済手数料5%を含む)
Readyfor14%(初期費用、掲載料無料)
Kibidango10%
A-port20%(支援総額の20%が5万円を下回る場合、55,000円(税込)を手数料として差し引き)
Motion Gallery10%(決済手数料込み)
GoodMornig9%
ENjiNE22.80%
GREEMFUNDINGSTANDARD:20%(決済手数料4%を含む)
PARTNER:13%+初期費用1,000,000円(決済手数料4%を含む)
muevo10%(別途決済手数料5%+消費税)
GIVING1000%

クラウドファンディングの手数料の相場は10%〜20%ほどと言われています。

なぜ手数料が高いサイトがあるのか?というと、クラファンサイトの手数料は主に「集客代行料金」であるため、知名度があり、集客力があるサイトほど手数料が高くなる傾向にあります。

また、プランやクラウドファンディングの形態によって料金は異なるため、手数料だけでなく内容も確認したうえで選択しましょう。

クラウドファンディングサイトは手数料以外の特徴も抑えよう

クラウドファンディングサイトは手数料以外の特徴も抑えよう

クラウドファンディングサイトを選ぶ際は手数料だけでなく他の条件も考慮する必要があります。

ここでは以下3つの条件について紹介します。

  • 得意なジャンル
  • 対応形態
  • サポート体制

クラウドファンディング手数料以外の特徴①得意なジャンル

クラウドファンディングは提供している企業によって得意なジャンルがあります。

クラウドファンディングの成功確率を1%でも高くしたいのであれば、起案したいプロジェクトに特化している企業を選ぶことが重要です。


例えば、エンタメ系を得意としている会社や販売系を得意としている会社などがあります。
※後ほど各クラファンサイトの特徴もそれぞれ解説します。


プロジェクトにあったジャンルに特化しているサイトをいくつか洗い出し、成功率や支援者数など実績をもとに選びましょう。

クラウドファンディング手数料以外の特徴②対応形態

クラウドファンディングサイトはそれぞれで対応形態が決められており、以下3つに分類されます。

  • 寄付型
  • 購入型
  • 投資型

それぞれについて詳しく解説します。

寄付型

寄付型クラウドファンディングとは、起案されたプロジェクトに対して支援者がお金を寄付する仕組みです。

募金と同様の仕組みと考えてもらえればわかりやすく、商品やサービスなどのリターンは基本的にありません。


被災地の支援や人権問題への取り組みなど社会的貢献のあるプロジェクトが多いです。

購入型

購入型クラウドファンディングは、起案されたプロジェクトに対して支援者がお金を支払い、その対価として商品やサービスを得られる仕組みです。

一般的に「クラウドファンディング」と聞いて多くの方が思い浮かべるのが購入型のクラファンです。


金銭的なリターンはありませんが、商品やサービスを購入する感覚に近いものがあります。


また、購入型には「All-or-Nothing型」「All-In型」の2種類があり、どちらかを選ぶことが可能です。


それぞれの違いは以下の表を参照ください。

All-or-Nothing型目標金額に達成した場合のみ、プロジェクトが成立。
All-In型一人でも支援者が出ればプロジェクト成立

投資型

投資型クラウドファンディングとは、資産運用を目的とする投資家に向けたものであり金融商品取引法の規制対象です。

そのため、資金の運用内容に基づく金融免許が必要となることもあります。


投資型クラウドファンディングは事業の立ち上げや、不動産投資などの際に利用されることが多く、支援者には分配金やサービスなどのリターンがあります。


投資型は購入型、寄付型とは異なり資金運用の目的で支援する人がほとんどで近年では支援者も増加傾向にあります。

クラウドファンディング手数料以外の特徴③サポート体制

クラウドファンディングを成功させるには「サポート体制」も重要なポイントです。


サポートの内容には「プロジェクト立ち上げ」や「競合調査」「集客」など様々なサポートがあります。


特に初めてクラウドファンディングを行う人はサポート体制が充実しているサイトを選ぶことをおすすめします。


なぜなら、クラウドファンディングに関する業務を全て自身で行うのは難易度が高いうえに多くのコストがかかるからです。


結果、「専門的な業務が多く進まない」「本業や準備に取りかかれない」など問題が発生し、効率よくクラウドファンディンを行えない可能性が高いです。


クラウドファンディングの成功率を上げるのであればサポート体制が充実しているものを選びましょう。

当社のようなクラファン支援会社を活用するのも手です。

リタテラスのクラファン支援サービス

クラウドファンディングサイトそれぞれの手数料以外の特徴

クラウドファンディングサイトそれぞれの手数料以外の特徴

ここからはクラウドファンディングでおすすめのサイトを、手数料以外の特徴で紹介します。

以下のサイトについてそれぞれ解説していきます。

  1. Makuake
  2. CAMPFIRE
  3. Readyfor
  4. Kibidango
  5. A-port
  6. MotionGallery
  7. GoodMornig
  8. ENjiNE
  9. GREENFUNDING
  10. Muevo
  11. GIVING100

クラファンサイト①Makuake

クラファンサイト①Makuake

引用:Makuake

Makuakeは、サイバーエージェントの子会社である、株式会社マクアケが運営するサービスです。


Makuakeのサービスは「購入型」であり、今後展開される商品やサービスに対してリターンを受け取ることができます。

また、Makuakeは集客効果が非常に高くユーザー数は1000万人を超えており、多くの集客を見込めるでしょう。


マーケティング機能も備わっているため、サポーターの属性も確認でき、自分が決めたターゲットに対してズレがないかを常に確認することができます。


資金調達だけでなくマーケティングの視点からも様々な施策が打てるのが特徴で、当社も活用することが多いですね。

クラファンサイト②CAMPFIRE

クラファンサイト②CAMPFIRE

引用:CAMPFIRE

CAMPFIREはプロジェクト掲載数81,000件、支援者数約10,200,000人と、他のサイトと比較しても高い実績を誇るクラウドファンディングサービスです。


Makuake同様に集客効果が非常に高く、CAMPFIREは公式サイトだけでなく各種SNSでも情報を発信しています。


取り扱うジャンルも豊富であり、サポート体制も充実しているので初めてクラウドファンディングに取り組む方におすすめのサービスです。

クラファンサイト③Readyfor

クラファンサイト③Readyfor

引用:Readyfor

Readyforは「購入型」と「寄付型」の2種類が用意されており、プロジェクト作成費は無料となっています。

また、数あるクラウドファンディングサイトの中でも手数料が安く設定されているため「クラウドファンディンにかかるコストを抑えたい」という方におすすめです。


2つのサポート体制により自身のレベルに合わせたサポート体制を選ぶことが可能で、専任の担当者による個別サポートも受けられます。

寄付型クラウドファンディングでは「達成率」「支援額」ともにNo1という実績があり、社会貢献活動プロジェクトでのクラウドファンディングは特におすすめです。

クラファンサイト④Kibidango

クラファンサイト④Kibidango

引用:Kibidango

Kibidangoは本記事で紹介するクラウドファンディングサイトの中では歴史が浅いサービスですが、成功率80%と高い実績を誇っています。

クラウドファンディングの成功率は平均で30%と言われているため、かなり高い数値だと言えます。


また、少数精鋭で運営が行われているため一人ひとりへのレスポンスが早く、サポートの質が高いのも特徴です。


クラウドファンディングのサービスの中でも後発組ではありますが、急速にシェアを拡大しています。

クラファンサイト⑤A-port +

クラファンサイト⑤A-port

引用:A-port

A-port +は朝日新聞が運営するクラウドファンディングサイト。

元々はA-portというサービス名でしたが、2023年7月よりA-port +に名前を変え、主にアスリート支援を目的としたクラファンサイトに生まれ変わりました。

朝日新聞の強みである「発信力」を活かしプロジェクトを成功に導いてくれます。

クラファンサイト⑥MotionGallery

クラファンサイト⑥MotionGallery

引用:MotionGallery

MotionGalleryはアートやクリエイティブを中心としたクラウドファンディングの支援を行っています。


利用者は20代〜40代と比較的年齢層は若く、若年層でも利用しやすいのが特徴です。


また、MotionGalleryはアメリカの大手クラウドファンディングサイトと業務提携を結んでいるため、海外のサイトにも自身のプロジェクトが掲載されます。

クラファンサイト⑦GoodMornig

クラファンサイト⑦GoodMornig

引用:GoodMornig

GoodMornigは国内最大級の「CAMPFIRE」のグループ会社であり、ソーシャルグッドに特化したクラウドファンディングサービスです。

ソーシャルグッドとは、環境保全や社会活動への取り組みであり、GoodMornigだけでなく、CAMPFIREでの掲載もされるため支援者をより多く集うことができます。

また、ソーシャルグッド専任プランナーの伴走支援も行っているため、プロジェクトの成功確率を上げることが可能です。

クラファンサイト⑧ENjiNE

引用:ENjiNE

ENjiNEは世界初のチケット型クラウドファンディングを実現し、投資や出資といったイメージを払拭し、ユーザーの訴求を高めるクラウドファンディングサービスです。


実績も折り紙つきで成功率80%、成功プロジェクトの平均調達金額が約200万となっています。

また、集客に強いサイトであり「LINEユーザーにアプローチ可能」、日本経済新聞社が運営する「未来ショッピング Powered by ENjiNE」への掲載ができます。


プロジェクトで最も難しいとされる「集客」に力を入れているため、効率的に支援者を集めることができるでしょう。

クラファンサイト⑨GREENFUNDING

引用:GREENFUNDING

GREENFUNDINGは物販系のプロジェクトに強みがあるサービスで、個人事業主は使用できず法人限定のサービスです。


GREENFUNDINGの大きな特徴は、蔦屋書店、蔦屋家電、TSUTAYAなどと連携しているため、トークショーやサイン会など多数のイベント開催によって支援者との接点を作ることができます。


プロジェクトがどれだけ素晴らしい内容でも会ったこともない人への支援に抵抗がある人は少なくありません。


接点を持つことで支援への心理的ハードルを下げることができるでしょう。

クラファンサイト⑩Muevo

引用:Muevo

Muevoは音楽特化型のクラウドファンディングサービスで、音源制作・イベント・プロモーション・ツアーなど音楽に関連するプロジェクトを支援しています。

アーティストを支援するコミュニティ機能、継続的な支援やファンとの交流などMuevoならではのサービスを展開しています。

クラファンサイト⑪GIVING100

引用:GIVING100

GIVING100は手数料無料のクラウドファンディングサイトで、社会問題特化型のサービスを展開しています。

支援総額3億円を超えており、成功率70%超えと高い実績を誇っています。

また、支援する額に応じて支援者のリターンも手厚く、誰でも簡単にサイトを作成できるのも魅力です。

目標金額10万円から設定できるため活動規模が小さくても手軽に利用できます。

クラウドファンディングサイト手数料まとめ

クラウドファンディングサイト手数料まとめ

クラウドファンディングの手数料を比較しそれぞれの特徴を解説しました。


プロジェクト成功時の手数料はサイトを選ぶうえで重要なポイントですが、成功率やサポート体制なども考慮して選ばなければなりません

クラウドファンディングを成功させるには、様々なサイトを確認し慎重に比較しましょう。

本記事を参考にクラウドファンディングサービスを比較してみてください。

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